Session
セッション

生体由来波形データおよび画像データを使用した
疾患診断用マルチモーダル人工知能(AI)の開発

西森 誠
西森 誠
神戸大学大学院
医学研究科
研究代表者 兼 起業家


松尾 秀俊
松尾 秀俊
神戸大学大学院
医学研究科
起業家(共同創業者)

事業ビジョン

読影できる医師の数が少ない疾患(小児不整脈等)にフォーカスし、医療格差の是正を目指す。

想定顧客とその課題

病院等に対する診断支援AIシステムの提供の他、心電図等のデバイスを扱う企業へのライセンスも検討する。今回は、実用化にむけ、(1)学習サンプルデータの追加、(2)アプリケーションの実装(プロトタイピング)、(3)他院でのバリエーション追加試験、(4)他疾患でのバリエーション追加試験が必要となる。

シーズの強み

研究代表者は、医療情報の中で心電図や画像データをベースとした人工知能モデルの開発・研究を行ってきた。また、複数のモダリティ(心電図および胸部レントゲン写真の画像データなど)の医療情報を同時に使用する疾患診断用人工知能モデルや希少サンプルの診断に有効な人工知能モデルの開発・研究も行っている。

診断・診療支援AIシステムの国内市場規模は、約100億円
矢野経済研究所

提供サービス

心電図等のデバイスを扱う企業に、診断ツールとして知的財産権の実施許諾を付与し、ロイヤルティを受け取る。

今後の予定

SCORE事業の成果をSTART事業、AMED事業等に繋げる。2021年度中の起業を目指す。設立後5年で企業価値50億円を目指す。

事業プロモーター

西森 誠
西森 誠
神戸大学大学院
医学研究科
松尾 秀俊
松尾 秀俊
神戸大学大学院
医学研究科
松尾 秀俊
島田 かおり
弁理士